府中市議会 2018-03-08
平成30年建設常任委員会( 3月 8日)
1 本日の会議に付した事件
議案第19号 字の
区域の
変更について
議案第20号
市道路線の
変更について
議案第22号
府中市
企業立地の
促進等による
地域における
産業集積の形成及び
活性化
に関する法律第10条第1項の規定に基づく
準則を定める
条例の廃止につ
いて
議案第26号
府中市
工場立地法地域準則条例の制定について
議案第38号
府中市
道路占用料徴収条例の一部改正について
議案第39号
都市公園法に基づく
都市公園及び
公園施設の設置の基準を定める
条例の
一部改正について
議案第3号 平成30年度
府中市
公共下水道事業特別会計予算について
議案第7号 平成30年度
府中市
水道事業会計予算について
議案第42号 平成29年度
府中市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について
議案第44号 平成29年度
府中市
水道事業会計補正予算(第3号)について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時0分 開会
○
委員長(
居神光男君) ただいまから
建設委員会を開会いたします。
これより議事に入ります。
本
委員会に付託されました案件のうち、まず、
議案第19号、字の
区域の
変更について」の件を議題といたします。
本案の概要について、
提案者からの説明を求めます。
若井建設産業部長。
○
建設産業部長(
若井紳壮君) それでは、
議案第19号、字の
区域の
変更について御説明いたします。
議案集の19ページを発信いたします。
当
議案につきましては、
参考資料集の5ページから21ページに
変更する字の
区域の位置を添付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。当
議案は、行縢町の一部の地区と上下町の一部の地区における
地籍調査事業の実施に伴い、入り乱れた字界を整理するため字の
区域を
変更することにつきまして、
地方自治法第260条第1項の規定により、
市議会の議決をお願いするものでございます。
20ページから27ページ上段までは行縢町の字の
区域を、また27ページ中段からは上下町の字の
区域の
変更調書といたしまして、調書の左の欄に表示しておる字の
区域を右の欄に表示する字の
区域に
変更するものでございます。
なお、
地籍調査事業の
実施年度につきましては、平成28年度でございます。
以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(
居神光男君) これより本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 字の
区域変更についてお伺いをしていくんですけれども、毎年毎年地道な作業で大変なんだろうとは思うんですけれども、そんな中で多分毎年質疑が出ていると思うんですけど、要はどこの誰の持ち物なのか、
所有地なのかというのがわからなくなっていくのが懸念される中で、10年間の
取り組みというのが大変重要になると。集中して
予算要求を国へお願いをしてほしいというふうに、
委員会でも言っていると思うんですけれども、その
あたりはどういった、何か働きかけ等されていれば御紹介いただきたいと。
○
委員長(
居神光男君)
河本監理課長。
○
監理課長(
河本幹男君)
事業の
交付金を受けるに当たりましては、毎年前年の9月ごろに次の年の
調査予定区域を決定いたしまして、申請を行って、各市町の要望を県が取りまとめて国に提出するということになっておりますけれども、ここ数年
府中市におきましても申請した
事業費が満額得られずに、
調査予定区域を減らさざるを得ない状況が生じております。
国交省は、
地籍調査費負担金の
地籍調査が確実に行われるところへ
重点配分をするとの方針を打ち出しまして、さらに厳しい状況となっております。私どもといたしましては、県へのヒアリング・要望時に
必要性を訴えていくということと、あとは申請につきましては現状の体制での最大の
事業量見込みによって申請を行っております。厳しい状況の中で最大限の申請を行うということと、さらに確実に申請した分についての成果を上げるということによりまして、早急に整備をしていきたいと、調査を進めていきたいと思っております。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) そういう意味では、きちんと予定されたものについては実施されているのかなと思うんですけれども、予定は減らすけれどもその中の
区域についてはされているということなんですけども、市長のほうにお伺いするんですけれども、
首長会議等でこういったお話というのは各市町から出ないんでしょうか。
○
委員長(
居神光男君)
戸成市長。
○市長(
戸成義則君) これは、取り組んでおるところが全部ではない。
市長会にはその話というのは余り出てきたことがないですね。それはそうなんですが、なかなかこの作業というのは大変な作業でございますから、
担当課は大変だろうと思っておるんです。そういうことでございますので、
上層部といいますか、
市長会等についても、そういう話は出たことはございませんが、今後少しでも
交付金をふやしてもらうとか、何か方法がありはしないだろうかということは探っていきたいと思っています。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) ちょっと中身に入るんですけれども、字界を整理して集約していってわかりやすくなっていくんだろうと思うんですけど、今回飛び地になっている部分があったりとかするんですけれども、例えば
霧ケ丸でしたっけ、そういったようなところが土地がぽつんぽつんと飛んで同じ字というような形の部分があるんですが、そういったところは何か事情があったりとかするのかどうか、教えていただければと思います。
○
委員長(
居神光男君)
河本監理課長。
○
監理課長(
河本幹男君) 多分、
霧ケ丸も含めた行縢について、細かく字があるのをまとめる、統一するという意味のことだと思うんですけれども、飛んで同じ字になっている。それを隣のところへ変えると、字を変えるというような意味のことをおっしゃっているのかと思います。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 例えば、
参考資料の14ページの部分なんですけれども、
鬼ケ橋と
霧ケ丸の
区域が挟んだ形で、紫の場所がポツポツとここに残っている部分。そういったようなところについては、昔からの名残を残さないといけないとかあるのか、もう思い切ってこのオレンジに統一するということもできるのかなとも思うんですけど、そういったところについてはどういうお考えでされているのか、教えていただけますか。
○
委員長(
居神光男君)
河本監理課長。
○
監理課長(
河本幹男君) 今おっしゃられた紫のところですけれども、これについては
鬼ケ橋から
霧ケ丸のほうへ変えると。今までは
鬼ケ橋だったんだけれども、
形状等、それぞれの状況によりまして、これは
霧ケ丸のほうがよかろうということで変えるということで、
地権者の方にもその旨の説明をして同意を得ているということです。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 余り長くやってもいけないんですけれども、
地権者の方ときちんとその辺を整理されているということであれば、それでよかろうかと思います。
最後に、私、議員になってから4年が過ぎようとしているんですけれども、かなり進んでいるだろうとは思うんです。
面積ベースでいくと。ただ、
府中市全体を見たときには、まだまだなんですけれども、今のペースで行くと一体この字の調査、何年ぐらいかかって実施されるものなのか。市としては何十年なんだけれども、実際やったらもっと長くなるのか。その
進捗状況を合わせて、見通し等あれば一言いただきたいと思います。
○
委員長(
居神光男君)
河本監理課長。
○
監理課長(
河本幹男君)
進捗状況ですけれども、平成29年度分の
見込みも含めまして、約45%となっております。今やっている行縢、それから上下ですけれども、行縢については、平成31年度に終えることを目標に、上下につきましては平成35年度で終えることを目標にやっております。
大きく、長く全体のことを考えれば、何年ということはちょっと想定できんのですけども、これまで申し上げていますように、何十年かかるというふうにはなると思います。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
加藤委員。
○
委員(
加藤吉秀君) 今のに関連して、国からお金が来なきゃなかなかできないという。これ
継続事業でずっとやるんでしょうけども、これから行縢から斗升とかいろんなところでね。これ要するに、専従というか、職員が何名ぐらいこれにかかわっているか教えていただければと。
それと、今パーセンテージが出ましたけども、要するに
補助金とか
交付金によって面積がどういうふうに違ってくるのかなと思いますので、そこのところ2点お伺いします。
○
委員長(
居神光男君)
河本監理課長。
○
監理課長(
河本幹男君) 体制のほうですけれども、現在係長1名、係員1名、それから嘱託の方2名ということですけれども、今年度につきましては嘱託のほうが事情によりまして、途中で1名退職されたという状況です。それと
臨時職員さんを9月から配置しております。
それから、国・県の
負担金によりまして
事業をしておりまして、それに伴って
事業量のほうも変わってくるということでございますけれども、平成29年度につきましては、当初申請しておりました
事業量に対しまして、3分の2ということの
事業量に
変更せざるを得なかったということでございます。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
居神光男君)
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
居神光男君) 次に、
議案第20号「
市道路線の
変更について」の件を議題といたします。
本案の概要について、
提案者からの説明を求めます。
若井建設産業部長。
○
建設産業部長(
若井紳壮君) それでは、
議案集29ページをごらんいただきたいと思います。
議案第20号、
市道路線の
変更について御説明いたします。なお、
参考資料集の23ページには
市道路線の
変更調書、また24ページには
位置図を添付しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
当
議案は、
道路法第10条第3項の規定により、次の
市道路線を
変更することにつきまして、
市議会の議決をお願いするものでございます。
変更する
路線は4
路線で、中須18号線、中須19号線、中須21号線につきましては、それぞれの起点の位置が、また中須22号線は終点の位置が国道486号線の
道路改良工事に伴い
変更を生じたものでございまして、それにより各
路線とも
道路延長の
変更となるものでございます。
以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(
居神光男君) これより本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
加藤委員。
○
委員(
加藤吉秀君)
府中市はこれから中須町の
あたりがどんどんどんどん発展していくとは思いますけども、この国道486号線関連でこういう
路線変更ということになりますけども、この
路線変更を市民にわかりやすくこういう利点があるからやったとか、こういう条件でやりましたというのを簡単に説明していただけますか。
○
委員長(
居神光男君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 国道486号線、現国道の工事が昨年末12月に完成いたしました。この完成に伴い、広島県から市へ
施設引き渡しがあって、市道の
路線の
変更認定をお願いするものでございます。
この国道486号線の
改良工事によりまして、市道と国道の
交差点部の形状が
変更となっております。起点または終点の位置が
変更となり、各
路線の
道路延長が
変更となったものでございます。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) ちょっと関連にはならないかと思うんですが、教えていただければと思うんです。例えば中須21号線の
変更後は起点というのが変わっているんですけれども、
工事自体は大分前に終わっていたんじゃないかなと思うんです。ほかのところも多分そうなのかなと思うんですが、この
変更と工事の
タイミングというのは、できてから幾らか過ぎてから
変更するものなのか、工事に着手して完成したら市道
変更するものなのか、その
あたりの
タイミングというのがあるのであれば、基準等あれば教えていただければと思います。
○
委員長(
居神光男君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 今お話のあった中須21号線なんかは、工事がかなり早い、前からできていたようにはなったと思うのですけれども、国道486号線の全体の
改良工事としてはまだ
完成形ではできていなかったということで、部分的に
仮設工事ということはないんですけれども、県で工事を進められていたということであります。今回の
路線変更につきましては、広島県のほうから施設の
引き渡しが12月に市のほうへございました。それに伴って、
路線の
変更認定をお願いするものでございます。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
居神光男君)
起立全員であります。
○
委員(
加納孝彦君) 項目たくさんあるんですけれども、きちんと支払われているのか、支払われていないのかといったようなことは、どういったふうにして管理をされているのか教えてください。
○
委員長(
居神光男君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 占用料につきましては、占用申請が出たときに占用料を徴収することで話をさせていただいております。支払っていない方なんですけれども、こちらのほうにつきましては、現在未払い方は1名いらっしゃいます。ただ、連絡をとって、お支払いいただくようお願いしているところでございます。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
居神光男君)
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
居神光男君) 次に、
議案第39号「
都市公園法に基づく
都市公園及び
公園施設の設置の基準を定める
条例の一部改正について」の件を議題といたします。
本案の概要について、
提案者からの説明を求めます。
若井建設産業部長。
○
建設産業部長(
若井紳壮君) それでは、
議案集125ページをお開きください。
議案第39号、
都市公園法に基づく
都市公園及び
公園施設の設置の基準を定める
条例の一部改正について御説明いたします。なお、
参考資料集の93ページに新旧対照表を添付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。
当該条例につきましては、
都市計画法及び
都市公園法施行令の一部改正により、
都市公園に設ける運動施設の敷地面積割合を
条例で定めることとされたため、一つの
都市公園に設ける運動施設の敷地面積基準を100分の50とするものでございます。
施行期日は、平成30年4月1日でございます。
以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(
居神光男君) これより本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 余り大きな影響はないと思うんですけれども、この
条例によって市内の施設に何かしらの影響が出ることはないのかということ。それと確認はしたんであれなんですけれども、例えばこの第6条が大きいところかなと思うんですが、100分の50とするという
書き方については、要はそれ以外はないという
書き方になっているんですけれども、その表現にされた理由についてお伺いをさせていただければと思います。
○
委員長(
居神光男君) 杉島
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
杉島賢治君) 影響につきましてですが、これまで政令で定められておりました100分の50というのを
条例で定めるということになりましたので、影響はございません。
それから、第6条の100分の50とするという意味につきましては、政令に
条例で定める割合を超えてはならないと明記されておりますので、問題はございません。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 政令に記載してあって、決めた数値を超えてはならないということは以下というふうに解釈できるということなんだろうと思うんですけれども、なぜここに以下と書いてしまわないのか。こっちにこう書いてあって、政令にこう書いてあるからこうなんだっていうのは、わかるんですけれども、そういうふうに書いてあるんだから、例えば
条例に以下と書く方法もあったのかなと思わないでもないんですけど、この
あたりは余分なことは書かないというスタンスなのか。何か御意見あれば教えてください。
○
委員長(
居神光男君) 杉島
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
杉島賢治君) 政令のほうに
条例で定める割合を超えてはならないと明記されておりますので、
条例でその数値を書けば当然わかるという判断でございます。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) これは書かれた人にしかわからないということでありまして、例えば市民の方が見られたときに、一々政令を見てくださいという説明をされるのか。その辺を見てひと目でわかるようにするというのも親切ではないかなと思うところで言わせていただいたまででございます。
政令に書かれて、超えてはならないと書いてあるので、これを超えてはいけないというふうには理解はできるんですけれども、そこの政令にたどり着かないとその表現が出てこないということなので、そういった配慮もあっていいのかなという思いで申し上げたということで、御理解いただければと思います。答弁は結構でございます。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
居神光男君)
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
居神光男君) 次に、
議案第3号「平成30年度
府中市
公共下水道事業特別会計予算について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの説明を求めます。
若井建設産業部長。
○
建設産業部長(
若井紳壮君) 特にございません。
○
委員長(
居神光男君) それでは、これより本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 歳入のところでお伺いするんですけれども、3ページの繰入金なんですけれども、昨年度の予算と比較になるんで差異があるかもしれないんですけれども、昨年よりも繰入金がふえているように思うんですが、この
あたり市民の方の負担もふえているんだろうと思うんですけれども、新年度でまた繰入金がふえていくっていうことに関しての理由についてお伺いしたいと思います。
○
委員長(
居神光男君) 新谷
上水下水道課長。
○
上水下水道課長(
新谷重良君) この繰入金につきましては、この充当先でございますが、主には起債償還の元金に繰入金の全体の約8割を充当しております。また、その利子が6%、それから人件費が約8%といった状況でございます。
昨年より繰入金が約1,000万円余り増額となっております。これは、前年度より維持管理経費と建設
事業費では2,800万円余りの減額となっておりますが、先ほど申しました起債の償還元金のほうが4,000万円余り増額となることにより、昨年度よりも繰入金の額が1,000万円余り増額となるものでございます。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) いろいろ答弁いただいたんですけど、結局のところは新年度で償還していく起債の額が昨年度よりもふえるのが一番大きい理由という理解でよろしいでしょうか。
○
委員長(
居神光男君) 新谷
上水下水道課長。
○
上水下水道課長(
新谷重良君) そのような状況でございます。
起債の償還残高ですが、来年度は残高が73億円、昨年度が76億円、年々3億円ぐらいのペースで減額にはなってきておりますので、これ33年度ぐらいになりますと、残高が下がってきますので、繰入金もそれに応じて、5億円台から下回ってくるのではないかなと考えております。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 33年度以降、減っていく
見込みだということなので、その
あたり期待していきたいと思うんですけれども、16ページの歳出の総務費、1項総務管理費の004上下水質管理センター管理に要する経費の業務委託料が減額をされているんですけれども、この
あたりはどういった理由ですか。
○
委員長(
居神光男君) 新谷
上水下水道課長。
○
上水下水道課長(
新谷重良君) これは、上下水質管理センターで産業廃棄物の汚泥の処分をやっておりますので、今年度、29年度では、リバースの未処理の産業廃棄物の撤去費用を計上しておりましたが、来年度はそれがございませんので、その分が減額になっているということであります。
○
委員長(
居神光男君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) 図らずもリバースという言葉が出てきたんですけれども、昨年度、一昨年来問題になっていたリバースの部分に関する汚泥の撤去とかというのは、今年度に無事に終わっているということなんでしょうか。
○
委員長(
居神光男君) 新谷
上水下水道課長。
○
上水下水道課長(
新谷重良君) 昨年度提訴いたしまして裁判へかかったわけでございますが、最終的には和解ということで、昨年の10月ごろより撤去に現地のほうへ入っております。年度内の完成を目指していたんですけど、現場の状況が大変狭いということと、水分が非常に多いので水分調整剤をまぜて調整しなければというようなもろもろの条件がありまして、繰り越しとさせていただいております。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
髙山副
委員長。
○副
委員長(
髙山詳次君) 14ページの中ほどに地方公営企業会計移行業務委託料の確認なんですけども、業務内容と移行した場合のメリットと、移行後の会計はどうなるのか、確認の意味で再度よろしくお願いします。
○
委員長(
居神光男君) 新谷
上水下水道課長。
○
上水下水道課長(
新谷重良君) これは、平成32年4月に企業会計へ移行しなさいという方針が出ています。それに向けまして、下水管路の資産台帳の整理でありますとか、企業会計システムの導入、また公的化に向けた
条例とか、規則の改正、あるいは予算決算における勘定科目の設定などの作成を行うものでございます。
この導入によりまして、損益取引と資本取引というふうな区分が行われまして、経営成績とか財務状況が明らかとなりまして、他団体との比較とか経営分析ができるようになります。
移行後の会計につきましては、現在の特別会計でございますが、平成32年3月31日をもって打ち切りとなります。4月1日以降は水道
事業会計と同じように複式簿記を適用することとなるものでございます。
○
委員長(
居神光男君) 髙山
委員。
○副
委員長(
髙山詳次君) 平成32年3月31日までということは、この業務委託料としてはこの金額が31年度もあるという認識でよろしいでしょうか。
○
委員長(
居神光男君) 新谷
上水下水道課長。
○
上水下水道課長(
新谷重良君) この移行業務につきましては、債務負担をお願いいたしまして、30年度、31年度、2カ年で業務を行うように考えております。
○
委員長(
居神光男君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
居神光男君) なければ、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
居神光男君)
起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
居神光男君) 次に、
議案第7号「平成30年度
府中市
水道事業会計予算について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの説明を求めます。
若井建設産業部長。
○
建設産業部長(
若井紳壮君) 特にございません。